Summary NASAの新宇宙望遠鏡の最終調整が凄い。

自分では『宇宙好き』だと思っている。宇宙への興味は人によって色々で、星座の物語りが好きというロマンチックな人から、宇宙物理(アインシュタインばり)、宇宙誕生の謎解き(小惑星からのサンプルリターン)、宇宙人やUFO(SFから対宇宙軍事)、宇宙旅行(ゾゾの創業者のような人)、宇宙実験(「きぼう」で行われる宇宙ならではの実験)天体観測(望遠鏡で月を見るのが好き〜新しい星の発見マニアまで)宇宙ロケット(新型ロケットへの関心)・・と興味対象はバラエティーに富む。

私の興味は深宇宙。果てしない宇宙の広がりの中にみる美しい星々の画像を見るとゾクゾクする。

01b
1個1個が巨大な銀河集団で、密集しているように見えるけど
相互間は光年単位のスゴイ距離で離れている。

深宇宙を綺麗な画像で撮れるのは何と言っても『宇宙望遠鏡』
宇宙空間にふわふわと浮いた形の望遠鏡でよくも狙いを定めて観測できるものだと、それだけでも感心する。
今までのハッブル望遠鏡の画像でも十分ゾクゾクしたけど、
NASAの最新の宇宙望遠鏡からの画像が、今月愈々公開できるようになって、今までのハッブル宇宙望遠鏡が撮った画像と同じ天体の比較画像が発表された。

違いはこの通り

2022-07-15_09h58_56
2022-07-15_09h59_24
深宇宙に広がる銀河 数億光年の距離
ということは、数億年前の宇宙の様子
そう思うとロマンが広がるでしょ。

2022-07-15_10h00_17
02b
南のリング星雲


2022-07-15_10h02_55
2022-07-15_10h02_27
ステファンの五つ子銀河

2022-07-15_10h08_31
イータカリーナ星雲


これを撮影したジェームス宇宙望遠鏡は2021年に打ち上げられ、
望遠鏡として使えるようにするためのテストと調整が地上から進められた
この画像は被写体追跡用カメラで撮影された初期の画像。

初期のテスト画像00_m

22年1月にシールドが解除され主鏡の展開に成功しました。
その後主鏡の一枚一枚の角度を調整し7月に一連の調整が終了し、画像を撮影した。
記事にはナノメートル単位で調整と書いてあったが、まさかね。

2022-07-15_10h45_16

このあと、L2と名前の付いたラグランジュ点へ移動し、静止。
2022-07-15_11h01_39

ラグランジュ点とは、天体の引力がバランスした点で、燃料を使って位置調整しなくても静止できる宇宙の点の一つ(永久静止ポイント)




Editing by LIFEBOOK
July 15 No.5167